先日バージョンアップした検索ハブで、起動時に履歴を表示するオプションを追加しました。この機能を使って、外国語の単語を反復学習する方法を紹介します。
検索ハブで単語を検索すると、その単語は履歴に蓄積されます。定期的にこの履歴を振り返ることで、確実に単語を記憶します。
検索ハブの他に、日時と繰り返しを指定してリマインダーを設定できるアプリが必要です。ここではMyShortcuts+Viewerを使用します(Launch CenterやLaunch+も利用できます)。
準備
以下のリンクをそれぞれMyShortcutsに登録します。繰り返しの指定は「毎日」、時刻については任意です。この例では、昨日分については朝に、一週間前については夜に設定しました。
「検索履歴(昨日分)」:searchhub://history?day=1(登録用リンク)
「検索履歴(一週間前)」:searchhub://history?day=7(登録用リンク)
使い方
Webページなどで知らない単語があったときは、常に検索ハブを使って単語を調べるようにして、検索ハブの履歴に調べた単語を蓄積していきます。
翌日の朝に、MyShortcutsの通知が表示されます。通知をタップすると、前日に調べた単語の一覧が表示されます。単語を見直して、忘れてしまった単語があればその単語をタップして、辞書アプリで定義を確認します。
その夜にもMyShortcutsの通知が表示されます。通知をタップすると一週間前に調べた単語の一覧が表示されます。同様に単語を見直して、忘れてしまった単語があればその単語をタップして、辞書アプリで定義を確認します。
それぞれ再度検索した単語は、翌日の朝と一週間後にもう一度復習することになります。
翌日と一週間後の両方で覚えていた単語については、その後の反復学習では表示されません。
反復の頻度を追加する場合、例えば3日後を追加するには、searchhub://history?day=3(登録用リンク)を指定します。
以上です。準備が面倒ですが、外国語の単語を効果的に学習できると思います。ぜひご利用下さい。
この反復学習のアイデアは、Evernoteを使った単語学習を支援するEverwordアプリ(App Store / Facebook)の発案者である@YakuchiTAMAPLAさんに頂きました。ありがとうございました。
(参考:ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線)